エクセル（Excel）のNETWORKDAYSやWORKDAY.INTLを用いて特定の期間の営業日数を算出する方法

ある期間の営業日数は何日か知りたい。

どうもこんにちは！

今回は、このような方に向けて「NETWORKDAYS(開始日, 終了日, 祝日)」や「WORKDAY.INTL(開始日,終了日,週末,祝日)」を使って営業日数を算出する方法を解説します。

難易度：★★★☆☆（普通）

土日休み（祝日休みではない）の場合

「＝NETWORKDAYS(開始日, 終了日)」で計算できます。

開始日を2024/10/11、終了日を2024/10/16とした場合、営業日は４日と計算できます。

営業日の内訳は、2024/10/11(金)、10/14(月)、10/15(火)、10/16(水)であり、10/12(土)と10/13(日)は営業日から除外されます。

なお、10/14(月)はスポーツの日であり祝日となりますが、「＝NETWORKDAYS(開始日, 終了日)」で祝日を営業日から除外していないので、営業日としてカウントされます。

「=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, 祝日)」で計算できます。

開始日を2024/10/11、終了日を2024/10/16とした場合、営業日は４日と計算できます。

営業日の内訳は、2024/10/11(金)、10/15(火)、10/16(水)であり、10/12(土)、10/13(日)、10/14(月)は営業日から除外されます。

なお、国民の休日を取り込みたいときは、内閣府の国民の祝日について（https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html）からダウンロードすると便利です。

この場合は、「=Days(終了日,開始日)」で求められます。「＝NETWORKDAYS(開始日, 終了日)」と異なり、土日祝日も含まれます。

なお、「=Days(終了日,開始日)」と「＝NETWORKDAYS(開始日, 終了日)」の式は、開始日と終了日の記載が逆になるので、ご注意ください。

この場合は、「＝WORKDAY.INTL(開始日,終了日,週末,祝日)」を用います。

開始日や終了日は日付を入れ、祝日は不定期の休みの一覧表を作り記入します。週末は「週末」は、7桁の数字を月曜日から始まる曜日に見立てた数字を作り、営業日なら「0」、休みなら「1」で表現することでイレギュラーなケースにも対応できます。

例えば、火曜日と金曜日が休みなら、「０１００１００」、火曜日と金曜日土曜日が休みなら「０１００１１０」になります。

なお、例えば火曜日と金曜日休みのとき、月曜日は営業日なので「0」が先頭に来てしまい、普通に入力すると、「１００１００」となってしまいます。こうならないように「=″0100100″」

というように「＝（イコール）」と「″（ダブルクオテーションマーク）”」を付ければ大丈夫です。

では、試しに2024/10/11(金)を開始日、2024/10/19(土)を終了日、週末を水曜日(“0010000”)、祝日をスポーツの日(2024/10/14)、勤労感謝の日(2024/11/3)とした場合の営業日を求めてみたいと思います。

このとき、数式は下図のとおり「=NETWORKDAYS.INTL(A2,B2,”0010000″,B5:B6)」となり、営業日は７日になります。

この７営業日は、10/11(金),10/12(土),10/13(日),10/16(月),10/17(木),10/18(金),10/19(土)の７日となり、祝日である10/14(火)と週末である10/15(水)は営業日から除外されます。

特定日から〇営業日後の日にちを知りたい場合は、以下で解説してます。

土日祝休みの場合

上記以外休みの場合

請求書や見積書などに期限(終了日)だけ記載している場合で、自分自身の営業日を確認したいときに使用すると便利かと思います。ご参考になれば幸いです。