総務職法務職の採用における現場面接官からみたPCスキル

Excel

どうもこんにちは!

PCスキルを身に着けたけど、総務職や法務職の採用面接でどの程度役立つのか気になる方も多いのではないかと思います。

私は、勤め先でしかも総務職や法務職の書類選考や採用面接しかやったことはありませんが、現場視点で採用する側の心理を記載したいと思います。

MOS資格の評価

まず、ワード、エクセル、パワーポイントについての資格、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(通称、MOS)資格を保有しており、履歴書に記載してある場合、これは評価に値するのかという点です。

これについては、素直に資格取得レベルの知識があるのだと評価することが多いです。一定レベルのPCスキルがあるのだろうという理解になります。しかし、それをメインに使用する業務以外では、ものすごい評価を受けるわけではなく、単に採用側の心証を少し良くなる程度ととらえた方が良いです。そのため、MOSを取得したことを自己PRとして積極的にアピールしても響かないことが多いので、注意しましょう。また、MOSを取得しても、ワードやエクセルで作った履歴書や職務経歴書で、表が崩れていたり、体裁が整っていなければ、「MOSを持っているのに使いこなせていないのではないか?」と思われてしまうこともあるので、注意しましょう

履歴書や職務経歴書の見栄え

次に、MOS資格保有の有無という観点からではなく、履歴書や職務経歴書についてです。PCスキルは、これらの書類でも評価されてしまうことがあるので、注意が必要です。

あくまで私に限った話という建前がありますが、履歴書や職務経歴書を数十通見ていると、そのうちの2~3割は体裁が整っていないと感じることがあります。例えば、箇条書きしているところで、途中から自動で採番されてしまったことにより、ナンバリングが間違って表示されていたり、縦にそろえるべきところがきれいにそろっていなかったため、デザインがよくなかったりすることがあります

これらについて、他に目立ったアピールポイントがあれば、面接にきてもらいますが、応募者が多数の際はお見送りさせていただくこともあります。

ものすごいPCスキルが反映された書類でなくてもかまいませんが、書類にケチをつけられないためにも、最低限の体裁を整える技術力はあった方が良いです。

面接でのPCスキルに関する質問

多くの場合、現場でやっていけるか確認するためにPCスキルを聞くことがあります。「できる」と言って採用された方で、実際にPCを使ってみても、全く使いこなせていけず、苦労された方もいます。PCに不安のある方なら、採用のミスマッチをなくすためにも、どの程度使い方をするのか確認しておくべきです。

特に、総務職や法務職において、文書を作成する業務を希望される場合は、タイプ打ちが遅くてなかなか仕事をこなせなかったり、資料づくりが上手くできなかったりして、苦労されてしまう方もいました。

ここで自分を盛って面接にこたえるよりも、互いの齟齬をなくすためにも正直に答えた方が無難です。

総務職や法務職で必要なPCスキル

総務法務において、企業で必要なPCスキルはかなりの差があるかと思います。ワードやエクセルで単純な入力作業だけで良い場合もあれば、VBAもできなければならない場合もあります。募集要項に具体的にPCスキルに記載があり、そのことができないor簡単にみにつけられそうにない場合は、応募を控えた方が良いと思います。また、不安があれば、確認しておくべきです。確認することで、評価が下がることはないと思います。

さいごに

以上のとおり採用場面ごとでのPCスキルについて、説明しました。

特に、募集要項に特別なPCスキルを求めていなければ、基本的には、PCスキルの有無で大きく評価に影響することはないと思います。寧ろ、体裁が整っていないことで採用側に不安を与えてしまうことに注意が必要ではないかと思います

また、面談におけるPCスキルの確認は互いのミスマッチをなくすために確認するケースが多く、不安であればしっかりとコミュニケーションをした方が無難です。

ご参考になれば幸いです。

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